2003年1月28日火曜日

【風見鶏】最近のニュースから

正確な日付とタイトル失念

筑紫哲也のニュース21で「日本を考える」というような特集をやっていた。そのなかで番組のキャスターたちが「情報の非対称性」てなことを述べていた。愕然とした。「情報の非対称性」とは確か経済用語である。このアナロジーをマスコミ自らが恥かしげもなく使うとは! 開いた口がふさがらなかった。こういうボンクラ達が展開する議論は、したがって、どこか的外れなものであった。筑紫さんにしてかと思った次第。

ニュースステーションでアメリカの学校が、実社会での金融システムなどを模した演習を始めているという紹介番組。高学年になると株取引や税に関する知識も学ぶのだそうだ。久米宏が「日本は大人になっても税金のこと何も知りませんよね、誰も教えてくれない」と嘆く。対し、経済アナリストの森本卓郎氏は「それでいいんですよ、官は民を愚に保つ政策を展開しているんですから(愚民化政策)。下手に賢くなってたてつかれても困るんです。」 ばかな人ほど損をするってわけ? 自分で賢くならなくてはだめだと?

たけしのTVタックルで食品問題についての討論(?)の中で「結局、金持ちが安全な食物を食べられて、貧乏人は農薬やクスリ付けの食物を食えということなのだな」 教育ばかりではなく食についても二極化すると。まあ、そんなこと当たり前か・・・?

さて何が透けて見えますか? こういう仕組みを作っているのは誰でしょう。誰が得をして誰が損をするんでしょう。自ら吐いた唾が自分に戻ってこなければ良いのですが。



HIYORIみどり 「最近農業やってる人と話したのよね。野菜って(失敗もしたけど)農薬使わなくても、それなりに育つんだって。農薬は高くて使えないって」

KAZAみどり 「農協が一番キライなことは”こだわり”なんですってね。均一に一律によ」

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