2004年6月7日月曜日

年金国会、はあ・・・=3

年金国会の一党独裁政権による強行採決や、野党のいったいぜんたい何をしたいのか分らない牛歩戦術の愚などを見せ付けられては、亡国の首相でありませんが「いつまでこんなことをがまんしなくちゃならないんでしょうね」と言いたくなるのは、こちらの方だと言いたくなってきます。


ここで諦めたりキレたりしてはいけないと「週刊!木村剛」は切り込んでいますが、なんだか気力が沸きまへん。今度「月刊!木村剛」が創刊されるらしく、創刊号は年金問題らしいので、もう一度勉強しなおすこととします。



それにしても、暴挙と言えるような国会運営は今回に限らず、有事関連法案などにおいても嫌というほど、ここ数年見せられ続けて来ましたので、他の方はどうか知りませんが、私の場合、是認なのか思考停止か、あるいは諦めか、それさえも判然としなくなってきました。

国民が皆怒っているのかと思えばさにあらず。このような政党を選んでいるのも国民であるため、それを言うのもお門違いということなのでしょう。各論で反論はするものの、全体では「まあ賛成、現状維持」という極めて日本的といえば日本的な感情でしょうか。


考えてみれば「天皇制に反対か」と問われれば「問題あり、議論の余地あり」と答えますが、「では、廃止すべきか」と問われれば「まあ国民の象徴ですし、まずは維持かなと」とか、「安保と有事は是認すべきか、憲法九条は改訂すべきか」と問われれば「問題多く議論の余地あり」と答えますが、「では安保廃止、自衛隊解体すべきか」と問われれば「それはちょっと困るか」と答えてしまうほどに、不確かで曖昧なスタンスでしかないわけです。


かくも政治的に未熟でありつづけ、そのように慣らされてきた成果が、今の自民党一党独裁政権による日本式社会主義を支えているのであると、自虐的に思わざるをえないため、出るのはもはや溜息=3ばかりというところです。

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